腹腔鏡の練習はどうしてますか??本当にうまくなるんだろうか。

しげぞうです。外科専攻医1年目、消化器外科志望:乳腺ローテ

若手の医師・外科やコメディカルに向けて、ちょっと気になる疑問を勉強してアウトプットするブログ

消化器外科の医局に入局しているので、当直などはそっちで入っています。

そうなると、緊急オペでよくくるのが

虫垂炎と胆嚢炎、あとは腸管穿孔。

色々身につけるべきスキルはあります。

分かってますよ。

ただね、いきなりはレベルアップはしないでしょう。

どう頑張るべきなのか。

頭をしっかり成長に向けないと、漫然とやっていても成長はないと思います。

目標設定はどうしたらいいのか。

そもそも目標設定はどうするのか。

目標設定は具体的なものにする必要があります。

おおきく立てた目標を細かく設定しなおす。

自分が実際に行動に移せるような、具体性のある行動を目標にする。

これが上手な人はどんどんステップアップしていけます。

マクロからミクロへ。

頭の中で、この変換を上手にする人は頭がいいと言われていますが、

目標設定の面でも、

この視点が活かされていきます。

例えば、外科専門医になるという目標を立てます。

これは技術的な面は置いておいて、

資格的な意味での話です。

 

そのためには必要なものを挙げていきます。

外科専門医のために、必要な条件は

手術の経験症例と学会発表が必要だと分かりました。

ここから細分化していきます。

手術の経験症例を稼ぐためにはどうしたらいいのか

色んな診療科をまわる必要があります。

その診療科で、十分な経験症例があるかどうかを知る必要もあります。

何か月でどれくらいの症例が得られそうかわかれば、

あとはその診療科に研修をお願いする。

研修をお願いするには、ご挨拶にいかないといけないし、

自分の診療科の先生にも、許可をとらないといけない。

 

とまあ、こういう風に実際の行動にまで細分化・具体的な行動にまで

落とし込むことができます。

これが、成長するための具体的な目標設定だと思います。

手術技術の成長のために?

手術が上手くなりたい。

手術が上手くなるために必須の条件といえば、

・手が動く。

・目がいい。

・知識がある。

・経験がある。

こんなものでしょうか。

どれも大事です。

ただ、具体性がない。

手が動くっていうのは、糸結びでしょうか。

ケリーの使い方でしょうか。

剥離でしょうか。

 

目がいい。ってのは血管や癒着などのやばいレイヤーを見極める力でしょうか。

知識があるってのは、勉強でついた知識もそう。

術式の手順もそう。

もともとの疾患の状態もそう。

経験があることが、自信にもなります。

 

こんな風に書き殴っていても何にもならないですね。

ここは絞ることにします。

目です!

目を鍛えるにはどうするのか。

やはり、それぞれの解剖の名前がはっきりわかる必要があると思います。

部位や名称が分かれば、

どこを触っていいのか、

どう触ればどうなるのか

それが分かる。

つまり、最初は解剖学的な名称の把握。

そのあとは症例ごとに目を養うことが大切。

そうなると、色んなオペに入って

一つ一つ確かめながら、確認していくしかないと思います。

座学をないがしろにするわけではないですが、

手術によって、実際の経験をすることで

座学が活きる。

これで僕のやるべき具体的なプランがはっきりしました。

・座学の勉強。

手術書を読み込んで、解剖学の理解を深める。

手順手順での配置を考え学ぶ。

・手技の勉強。

実際の症例、実際の展開をみて、それぞれの解剖を把握していくことが大切ということ。

そのためには毎回の手術の前の手術書の読み込み。

毎回の手術での質問力。

どこの部位がどうか。それをしっかりと恥ずかしがらず、オーベンに聞き倒すことが大切だと思いました。

よーし!!やるぞ!!!

まとめ

やる気が上がりました!

・目標設定は具体的な行動まで落とし込んだ目標を持つ。

手術が上手くなる

⇒目を鍛える。

・手術前に手術書を読み込み、解剖学の理解を深める。

・手術中に上司に自分の考えがあっているか確かめるために聞く。

 

以上!!

ありがとうございました!

今から緊急オペになった!やるぜー!2021/06/07

 

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