AIが医者に取って代わることはあるのか。無くなる科は?

こんにちわー、しげぞうです。

最初に言っておきますが、僕はAI専門科でもなんでもなく

ただの若手外科専攻医です。

東大AI研究者カリスさんという方のyoutubeが面白くわかりやすかったので、まとめます。

AIはどんなことでもできるのか。そんなことはないそうで。

AIが強いところ、弱いところがあります。

そこにきっと取って代わるかどうかの答えがあるのではと思います。

AIが医者に取って代わるのか

そんなことはありません。

役割が変わっていくことは間違いないでしょうが、完全に医者が必要なくなり、

AIに仕事が淘汰されることはあり得ません。

結論を先に書きましたが、その根拠を示したいと思います。

AIが人間より強いこと。

AIが強いことは

・論理的思考力

・集中力

この2つです。

これは人間にとっても間違いなく必要な力ではあると思いますが、

これで勝負しようとすることは全く持ってナンセンスです。

なぜなら、AIは寝なくても、食事をとらなくても、性欲を発散しなくても

全く精度を落とすことなく、働き続けることができるからです。

やばいでしょ。普通に考えて。

しかも、今までどこぞのだれかが証明したことなら、インプットされすれば何度も証明できる。

圧倒的知識量をもとにしたうえでのですよ。やばいでしょ。

ここは勝てません。しかし、

AIが人間より弱いところ

ここも間違いなく、存在します。

それが3つあります。

・直観力

・人間関係

・経営

直観力っていうのは、まったく新しい着想です。

このひらめきっていうのは、AIにはできない部分。

直観力を働かせるように意識していくべきなんでしょうね。

そのためには色んな知識を身に着けて、どんどん直感が活きるようにしないと駄目ですね。

人間関係に関しては、簡素なやりとりではなくて。

deepな人間関係をすることが求められます。

決まったやり取りや挨拶、だれでもできるような会話はもうAIが可能です。

それよりも、悩みに寄り添うだとか、心が癒されるだとかのdeepなものは

なかなかできません。

経営に関しては、お金とかの意味ではありません。

そうではなく、色んな状況や知識をまとめることによって、最終的な決断をすること。

状況を整理して理解、責任をもって行動の決断をしていくこと。

これがAIにはできないことです。AIできなくても、人間にも難しいけどね。

無くなる診療科は?

無くなる診療科なんてあるんでしょうか。

今後はコンサルトのようなものになっていくんでしょうか。

臨床医っていうのは責任を持つ必要があるので、無くなることはあり得ないと思います。

全てがAIになると、誰が責任をもつの?って話が出てきますから。

今後は、責任の重い科がより重要になるのではないかと考えます。

 

そう、外科医がんばろー。人間関係、直感、経営。医者でこれ大事じゃない時なんかないとおもうけどな。

以上。ありがとうございましたー。2021/03/09

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA