皮膚のドレナージには何を使うべきか?

こんにちわー、しげぞうです。

お尻に膿瘍腔ができてしまった人がいます。

なかなか治りません。

そのせいで、発熱が生じたりしています。

どうしたら、いいでしょう。

ドレナージ+抗菌薬+洗浄

やっぱり、この基本を忘れてはいけないと思います。

特に一番大切なのは、ドレナージ。

抗菌薬は皮膚の場合、移行性があまりよくないものが多いですし、

長期でつかうことになってしまうので、

下痢などを生じてしまいます。

ドレナージこそ一番大切なものでしょう。

しっかりと原因となる菌を排泄してあげるべきです。

そこでどんなものを使うべきなのか。

ドレナージのための道具

ドレナージはまず、オープン管理とクローズ管理があります。

開放腔にするパターンと

閉鎖腔にするパターンですね。

膿瘍ドレナージなどの場合はやっぱり、オープンで管理するべきだと思います。

ドレナージしたものが、逆行しては意味ないですし、

外気と触れ、外にどんどん排泄していくほうがドレナージ効果が高いと思います。

ドレナージ効果はなにが決め手?

ドレナージ効果はドレナージ効率と陰圧でしょうか。

陰圧が強ければ、ドレナージはしっかりとひけるようになります。

使うものによってはドレナージ効率が上昇します。

たとえば、ペンローズドレーンだと、

幅が広く毛細管現象でより広範囲のものを吸収できます。

小さい傷だと、ナイロン糸などを膿瘍腔に留置して保護する場合もあります。

他にはガーゼをさばいて、そとにガーゼドレーンとして置くときもありますね。

ガーゼは僕よくやるんですが、

正直剥がすときに内容物が確認できるのがいい反面、本当にドレナージとして役に立ってるんか

と、思ってしまいます。

なので、ペンローズが一番のおすすめですね。

 

毛細管現象について

毛細管現象とは、

水を入れた入れ物に数種類の管を差し込んだ時、

より細い管の方が、引き上げる力が強く、水位が上がるという現象です。

これが、例えば、小児の採血をした際に使われる細い管のやつ。

あれに利用されます。

ペンローズも内腔というか、表面というかが、このような形状になっているので

ドレナージの効率を上げるために一工夫されているということになります。

 

 

まとめ。

そこそこの膿瘍腔では、ペンローズドレーンを使おう。

使いやすいと思います。

意味が分かったうえで使用していきたいですね~。

納得して使いたいですね~

今回もありがとうございましたー。

2021/04/07

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